産経ニュース 2010.5.17 21:12
サハリン2
http://ja.wikipedia.org/wiki/サハリン2
極東ロシア・サハリンの大規模開発プロジェクト「サハリン2」で生産された液化天然ガス(LNG)が17日、新潟東港(新潟県聖籠町)に到着した。日本海側でサハリン2のLNGを受け入れるのは初めて。燃料基地としての新潟港の重要性が一段と高まりそうだ。
この日は午前10時半ごろ、東北電力が購入した6万5千トンのLNGを積んだタンカーが「新潟LNGバース」に到着した。これは、東北電が新潟火力発電所で使う燃料約1週間分に相当。12月にも約6万トンが到着する。
「サハリン2」は大手商社の三井物産、三菱商事などが出資するプロジェクトで、LNG生産量は年間960万トン。東北電は平成27年まで年12万~30 万トン、以降、30年までは同約42万トンを購入する契約を結んでいる。パイプラインで約260キロ離れた仙台市内の火力発電所にも送られる。
東北電は毎年約300万トンのLNGをマレーシアやカタールから1週間以上かけて輸送してきたが、サハリンからは約2日で到着する。加藤博常務は「生産地のリスク分散と輸送コストの削減になる」と期待を表明した。
天然ガスパイプライン
http://ja.wikipedia.org/wiki/天然ガスパイプライン
天然ガス
http://ja.wikipedia.org/wiki/天然ガス
(wikipedia参照)