セブンファーム説明資料
http://www.maff.go.jp/j/nousei_kaikaku/n_kaigou/07/pdf/data2.pdf
イトーヨーカ堂
http://ja.wikipedia.org/wiki/イトーヨーカ堂
適正農業規範(JGAP認証)
http://ja.wikipedia.org/wiki/適性農業規範
*新たに中核会社を設立し、地域農業の活性化に貢献
農業事業「セブンファーム」を全国に拡大
~食品リサイクルの輪を各地で構築し、全国100店舗にて実施~
株式会社イトーヨーカ堂(東京都千代田区、代表取締役社長〈COO〉:亀井 淳、以下「当社」)は、2010年7月、農業事業の中核会社「株式会社セブンファーム」(以下「セブンファーム」)を、当社の100%子会社として設立いたします。
セブンファームは、各地における農業法人の新規設立や事業拡大、食品リサイクル網の整備等を一元管理する統括組織として、2008年より千葉県内で実施している“完全循環型農業”を、2013年2月末までに全国10ヶ所へ拡大し、地域農業の活性化に貢献してまいります。
1.新会社の役割、拡大計画について
農業従事者の高齢化や耕作放棄地の増加、農地法の改正等、日本の農業を取り巻く環境は大きな転換期を迎えております。セブンファームは“日本の農業をお手伝いしたい”という基本理念のもと、各地域ごとに最適な法人形態(農業生産法人形式もしくは事業会社方式)を設置し、持続可能な地域農業への貢献を図ります。
今般の全国拡大では、まず、神奈川県三浦市と茨城県筑西市に、各地域の農業グループ等と共同出資でセブンファーム傘下の事業会社を設立し、直営農場の運営を開始いたします。さらに、北海道や東北、関東、中京、関西等の店舗展開エリアを中心に農業事業を順次拡大してまいります。
また、農業事業の拡大に伴い、食品リサイクルの実施店舗数を全国100店舗(2010年2月末は約60店舗)まで拡大することで、当社は、2007年に改正された食品リサイクル法における数値目標「食品リサイクル率45%」を達成する見込みです。
※参考画像は添付の関連資料を参照
商 号:株式会社セブンファーム
所 在 地:東京都千代田区二番町8-8
設 立:2010年7月(予定)
資 本 金:1,100万円(株式会社イトーヨーカ堂100%出資
)
事業内容:各地における農業法人の新規設立や事業拡大の進捗管理、食品リサイクル網の構築・整備 等
2.当社の完全循環型農業について
※添付の関連資料を参照
3.これまでの農業事業について
当社は2008年8月、企業の社会的責任(CSR)活動の一環として、食品リサイクルの向上と地域農業の活性化を目的に、セブン&アイグループ初の農業生産法人「セブンファーム富里」を、JA富里市・農協組合員との共同出資で設立いたしました。
(1)千葉県内のイトーヨーカドー店舗から回収した食品残さを堆肥化し、(2)直営農場(千葉県富里市)に導入して栽培、(3)収穫した野菜を残さ回収した店舗で販売する“完全循環型農業”を、大手小売業で初めて構築。その後、直営農場の面積や栽培品目、収穫量とも拡大し、2009年11月には「JGAP 認証※」を取得、2009年度(1~12月)通期で黒字化を達成しております。
※JGAP認証:農林水産省が推奨する農業生産工程管理手法の一つで、世界的に高い評価を受けています。
<千葉県での取り組みについて>
農 場 名:セブンファーム富里(農業生産法人、認定農業者)
設 立 日:2008年8月23日
農場面積:約5,1ヘクタール ※設立時の2.5倍
栽培品目:大根、ブロッコリー、人参、茄子、ジャガイモ、里いも、トウモロコシ 等
収 穫 量:約600トン(2009年度計)
販売店舗:千葉県内のイトーヨーカドー 約20店舗
所 在 地:千葉県富里市立沢新田字谷津台82番地141
株 主:JA組合員48.2%、JA富里市25.9%、イトーヨーカ堂25.9%(2010年4月末現在)
(wikipedia参照)