ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)
http://ja.wikipedia.org/wiki/ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS
Facebook
http://ja.wikipedia.org/wiki/Facebook
Googleのサービス
http://ja.wikipedia.org/wiki/Googleのサービス
“Google Me”のうわさがネットを駆けめぐる?
(2010年06月29日)
米国Googleが、「Facebook」の対抗馬となるSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を立ち上げるのではないかといううわさがWeb上で広がっている。「Google Me」と呼ばれるSNSを開発しているといううわさだ。
うわさが広まるきっかけを作ったのは、米国Diggの創立者であるケビン・ローズ(Kevin Rose)氏が6月25日に「Twitter」へ投稿した、次のツイートだ。
「なるほど、ふむ、これはビッグなうわさだな: 非常に信頼性の高い情報筋によると、GoogleがFacebookの競合サイトとなる『Google Me』をまもなく始める」
この件について、ローズ氏はこれ以上コメントしておらず、現在では上述のツイート自体もオンラインから削除されている。また、Googleもこの件についてのコメントを拒否している。
The Gabriel Consulting Groupのアナリスト、ダン・オールズ(Dan Olds)氏は、根拠のない噂が野火のようにインターネット上を駆けめぐることはままあるが、今回の一件には興味を引かれると述べている。
「現時点では、これはまだ噂に過ぎない。とりわけソーシャル・ネットワーキングのような旬のトピックについては、そうした噂が常に業界内を流れるのが普通である。しかし、Facebookにすぐさま対抗しうる影響力とリソースを有しているものがいるとすれば、それは間違いなくGoogleだ。同社には強力なエンジンを開発する技術力があり、また速やかな大規模展開が可能なリソースも持っている」(オールズ氏)
さらにオールズ氏は、Googleの勢いをもってすれば、最初から膨大な数のユーザーを集められるだろうとも指摘している。Facebookが抱える4億人以上のユーザー数を凌駕するのは無理だとしても、力強いスタートが切れるはずだという。
「Googleは『Googleである』という一点だけで、ある程度のユーザーを一瞬のうちに獲得できると思われる。おそらく既存のアプリケーションに統合するだろうが、これも大きな魅力の1つになるだろう」(オールズ氏)
検索サービス企業として世に出たGoogleは、コア・ビジネスをすさまじいスピードで、かつきわめて多種多様な方面に展開していくことで知られており、そうした同社の特徴がうわさを加熱させる一因となっている。
例えばGoogleは2009年夏、「Chrome OS」を開発中であることを明らかにした。また、オンライン・コラボレーション・ツール「Google Wave」の開発も同年に発表している。加えて、携帯端末向け「Android」OSや、自社ブランドで提供するAndroidスマートフォン「Nexus One」により携帯電話市場への参入も果たしている。そのほか、超高速ブロードバンド・ネットワークを米国の一部地域に構築する計画も発表している。
代表的なSNSサイトであるTwitterやFacebookに一撃を加えるため、GoogleはWebメール・サービス「Gmail」に「Google Buzz」を追加するという試みも行っている。Google Buzz機能を備えたGmailは単なる電子メール・サービスを超え、ソーシャル・ネットワーキングのハブとして機能するようになっている。
(Sharon Gaudin/Computerworld米国版)
(wikipedia参照)