新潟日報
東京電力が清津川から取水し、魚野川に放流している湯沢発電所の水利権更新問題で、清津川の流量の増量を求める十日町市と、魚野川への放流を現状通り行うよう求める南魚沼市で意見が割れ、県が調整できず国に半年間も地元意見を上げていないことが7日、分かった。国によると、意見聴取が半年たっても進まないのは異例という。水利権の更新期限が12月末に迫っているが、調整のめどは立っていない。
県は両市がメンバーの「清津川・魚野川流域水環境検討協議会」などで調整を図っており、10月にも会合を開く予定。仮に更新期限がすぎても既得権として東電の水利権は認められる見通しだが、県河川管理課は「期限までに両市の接点を見いだしたい」としている。
東京電力湯沢発電所の水利権更新にかかる地元自治体の意見について
http://www.pref.niigata.lg.jp/HTML_Simple/331/105/houdousiryou.pdf
東京電力(株)湯沢発電所に係る水利使用許可について
-経済産業大臣への協議、新潟県知事への意見聴取を行います-
http://www.hrr.mlit.go.jp/press/2009/02/10201kasenbu.pdf
信濃川水系の東京電力発電水利権の目的外使用に関する質問主意書
http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a164052.htm
清津川・魚野川流域水環境検討協議会
http://www.pref.niigata.lg.jp/kasenkanri/1196612163611.html
第1回清津川魚野川流域水環境検討協議会
http://www.pref.niigata.lg.jp/HTML_Article/shiryo1.pdf
千曲川信濃川親水協議会
http://sites.google.com/site/savetherivercs/history