産経新聞 9月28日(火)12時24分配信
全国丼サミットおだわら2010 -ふるさと食の祭典-
http://news.walkerplus.com/2010/1002/18/
全国各地のご当地丼の味を楽しむ「第2回全国丼(どんぶり)サミットおだわら2010D-7」が10月2、3日、神奈川県小田原市の小田原城二の丸広場などで行われる。厚木市で今月18、19日に開かれたご当地グルメの祭典「B-1グランプリin厚木」には、2日間で約43万5千人が訪れており、小田原市の担当者は「2日間で5万人の来場者を見込んでいる」と、丼での町おこしに期待が高まっている。
丼サミットには、開催地の「小田原どん」のほか、「仙台づけ丼」(宮城県)▽「能登丼」(石川県)▽「おらが丼」(千葉県)▽など、全国7カ所から36種類が出品される。小田原どんは、地元の食材を使い伝統工芸品・小田原漆器の器に盛りつけることなどが条件。主にアジやタイといった新鮮な海産物が使われている。各地の丼もこうしたコンセプトで調理されている。
各丼ともサミット用にミニサイズでイベント用のプラスチック容器で提供される。値段は300~1千円。小田原市担当者は「2~3個を食べ比べてほしい」と話す。B-1グランプリとは違い投票によって順位は付けず、「各地の丼を楽しむのがテーマ」(同市担当者)という。
2日には、タレントの梅宮辰夫さんがゲストとして登場。オリジナルの「梅宮丼」が披露される。同市担当者は「梅宮丼は当日まで非公表。運がよい人は食べられるかも。会場でサプライズな形で発表したい」と趣向を凝らす。
会場の一角では同じ日程で「ふるさとうまいもの市」も開かれ、B-1グランプリにも参加した「南足柄・まさカリー」など県西部の20種類が出品されるイベントも開かれる。
丼サミットは今年1月、金沢市で初開催。各地で持ち回りで開かれることになった。同市担当者は「現地でないと食べられない丼が、全国から集まる。食べ比べを楽しんでほしい」と意気込んでいる。