ウォーターサーバー
アクアクララ
3月31日(木)17時1分配信
福島原発事故の影響で各地の水道水から基準を超える放射性物質が検出されたことを受け、安全な水を求める消費者の動きが過熱している。取水から宅配までを手掛ける業者には注文が殺到。需要増に飲料メーカーは緊急輸入などで対応し、小売り各社も調達ルートの多様化で品薄解消を急いでいる。
水の宅配大手アクアクララ(東京)では、通常なら1日約300件の新規契約が3月下旬以降急増し、一時7000件に達した。同社は家庭やオフィスに専用サーバーを設置して大容量ボトル入りの水を配送。震災に伴う容器材料の調達難も重なり、宅配開始は申し込みから2週間~1カ月後になるが、今も首都圏を中心に1日2000 件超の注文が舞い込む。
飲料業界では、日本コカ・コーラが来週までに韓国からの緊急空輸を実施。サントリーは国内工場の生産量を4月は当初計画比で3割引き上げ、海外取引先への発注も6割増やした。伊藤園やキリンビバレッジも欧州企業に追加注文中だ。
大手スーパーのイオンは、カナダやフランスなど海外で調達した2リットル入りペットボトル計130万本を4月中旬から店頭に並べる予定。西友も親会社の米ウォルマート・ストアーズの物流網を活用して輸入を拡大している。
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