再生可能エネルギー
自然エネルギーに関する「総理・有識者オープン懇談会」について (首相官邸)
http://www.kantei.go.jp/live/20110612.html
エネルギー政策のベストミックスへ(ソフトバンク株式会社 代表取締役社長 孫 正義)
http://www.kantei.go.jp/live/pdf/20110612_son.pdf
6月12日 産経新聞
退陣表明している菅直人首相は12日、首相官邸で開いた自然エネルギーに関する「総理・有識者オープン懇談会」で、自然エネルギー推進のための組織の設置を検討する方針を明らかにした。
首相は「(日本は)原子力を進めるため科学技術庁という役所まで作った。少なくとも省庁横断的に自然エネルギーの普及を進める何らかの仕組みを検討する」と述べ、「自然エネルギー推進機構」「エネルギー推進庁」と具体的な名称も挙げた。
さらに、新規参入を含む電力事業の在り方について協議する検討会を近く内閣官房内に近く設ける考えも示した。
懇談会は、自然エネルギーの普及策について話し合われ、ソフトバンクの孫正義社長、サッカー日本代表前監督の岡田武史氏、音楽プロデューサーの小林武史氏らが出席した。
「自然エネルギー庁」構想を披露=菅首相、看板政策に意欲
6月12日 時事通信
菅直人首相は12日午後、ソフトバンクの孫正義社長、元サッカー日本代表監督の岡田武史氏らを首相官邸に招き、自然エネルギーの普及に関する懇談会を開催した。与野党の退陣圧力が強まっているが、首相は「自然エネルギー推進庁」構想を披露するなど、太陽光や風力発電などの促進に取り組む決意を強調した。
福島第1原発事故を受けて首相は、エネルギー基本計画を白紙で見直す意向を表明。先にフランス・ドービルで開かれた主要国首脳会議(サミット)では、2020代の早い時期に総発電量に占める自然エネルギーの割合を20%以上とする方針を打ち出した。
首相は席上、「『自然エネルギー推進庁』をつくって専門家を集めれば、(今後)10年どころか、もっと早い時期にやれる。省庁横断的に進める何らかの仕組みを急いで検討する」との考えを示した。自然エネルギー普及に関しては「首相という立場でやると同時に、生きている限りしっかりと取り組む」と語った。