古賀茂明
2011.09.08 ガジェット通信
民主党政権により窓際に追いやられている改革派官僚の古賀茂明氏が、橋下徹氏率いる大阪維新の会より大阪府知事選への立候補を打診されていると報じられています。本人は固辞しているそうですが、それでも打診は続いているそうです。
大阪では11月27日におこなわれる「大阪市長選」に向けて政治の動きが活発化しており、現大阪府知事である橋下徹氏は市長選にあわせて府知事を辞職し、大阪の一体改革をおこなうため、自身が市長に立候補するとも言われています。このことにより「大阪府知事選」と「大阪市長選」のダブル選挙がおこなわれる可能性が高まっており、「空席」となる「大阪府知事」に誰が立候補するのかに注目が集まっています。
貴重な人材を活用できない民主党政権
ガジェット通信ではこれまで改革派官僚の古賀茂明氏の動きを追うとともに、窓際に追いやられている古賀氏が活躍できるような環境整備をお願いする活動などをご紹介してきました。しかしながら民主党政権では古賀氏が活躍できる場を準備するどころか、官僚の言いなりになって「経産省のやらせ人事刷新問題」や「事業仕分けで凍結された公務員宿舎着工問題」などを次々と起こしてきています。
古賀氏のような能力ある人物に「仕事を与えてください」と言わせてしまう政治ってなんなんでしょうか。
本来であれば中央省庁で活きる人材をこのように冷遇してきてしまったというのはなんとも惜しい話で、人事に於いて失態をおこなってしまった責任についても政権が責任を問われることになるでしょう。
人材流出を防ぐため、ツイッターで直訴を
現状を考えれば古賀氏には大阪府知事ではなく、中央できちんと権限を持っていただき、手腕をふるっていただくべきです。例えば経産省事務次官もしくは、行政刷新事務局長として蓮舫大臣のサポートに入っていただき、公務員制度改革等についてもセットでご尽力いただくのがよいと思います。実現のため個々人でできることとしては、官邸や経産省に要望書を出す、ということですが、例えば蓮舫大臣はツイッターアカウントをお持ちですので、そちらに要望を送ってもよいでしょう。
今朝方、記者もツイッターで蓮舫大臣に要望を送ってみました。もしみなさんがツイッターアカウントをお持ちで、人事に要望がおありなら、ツイッターで「直訴」するというのも手だと思います。参考までに私のツイートを紹介しますが、誤字もありますしリツイートではなく直接メッセージを送った方が要望が伝わりやすく、よいのではないかと思います。
蓮舫大臣(@renho_sha)へのツイート例:
http://twitter.com/#!/getnewsjp/status/111575493500874752