研究室では,植物と環境の相互作用を研究しています。特に,野外における植物の適応プロセスを生理生態学的な方法やDNA解析をはじめとする分子生物学的方法により解明するアプローチを取っています。主要な研究課題として,(1)分子生物学的手法を用いた植物と微生物の生態的相互作用の解明と(2)気候温暖化に対する植物の適応メカニズムの解明があります。
研究の方針として,基礎的研究の成果を農業や生態系の保全などに役立てる応用的視点を重視しています。現在,弘前市在住のリンゴ農家木村秋則氏の行っている自然農法の科学的根拠を解明する研究にも力を入れています。
植物生態学研究室 杉山 修一
http://nature.cc.hirosaki-u.ac.jp/lab/3/ecology/