生野菜の汚染ルートの一つとして専門家が指摘するのは牛ふんの堆肥だ。堆肥は発酵する途中で60~70度の高温になり、O157などの大腸菌は死滅するが、発酵が未熟な堆肥には菌が残る。O157は75度、1分の加熱で死滅するが、生野菜を漬ける浅漬けは、加熱の工程がない。
染谷准教授は「牛の保菌状態を把握し、国が堆肥の細菌量について衛生基準を定めるなどの対策が必要」と説く。
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